シャーロック・ホームズ 
さらに脱線編


 グッズのこと

手帳
ホームズは自分がメモをとることはないが、ワトソンに代わりに書かせている。ワトソンはポケットに入れているらしい。それから、『最後の事件』で、モリアーティが取り出した手帳がまた、コンパクトサイズ。赤い表紙で、なんともカワイイもので、これを見て以来、自分のスケジュールノートは、必要以上に小型化した。表紙はレッドであること。
モリアーティは非常に悪い奴で、滝で落ちても全然残念じゃなかったけど、彼が駆使するツールはかわいいのが多い。追跡のための特別列車は、そのまま遊園地でいけそうな色合いのラブリィなSLだった。

ルーペ
ホームズのトレードマークのひとつであるルーペ。これでよく見ているのが足跡だけど、手紙もよく見る。字から人柄を、紙質からホテルを割り出している。
ドラマを見ていたら、ミス・マープルもやっぱりルーペを持っていて、これは女性用らしくデザインが凝っていた。文具店で時々覗くけど、大抵は爺向けみたいで非常に残念なことだ。ただ、実際にルーペを手に入れたとして、いつ何に使うのかは謎。


観葉植物
下宿の装飾かと思えば、ホームズの私物のようでもある、ハランの一種の鉢植え。階段の側は狭いので邪魔になっているが、手入れがいいのか青々として元気に育っている。
この時代のロンドンは暖房が暖炉のはずだから、結構寒いところで栽培していることになる。では普通に日本の家で育てるなら簡単だろうと思い、まずは、小さめの観葉をいくつか手に入れてみた。鉢は、ビクトリア朝ぽいのが見つかり次第、植え替えるとして、ビクトリア朝ぽいのとは、白磁風の華やかなスタンドポットである。



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続きは今度ね。

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